iPhone6sに搭載のA9チップ、大部分をサムスンが受注か

iPhone6sに搭載予定のA9チップについて、サムスンが主要サプライヤーとして決定したようだ、と韓国の毎日経済が半導体業界関係者の話として報じています。 金額の詳細などは明らかになっていないものの、同社が米テキサス州オースティンの工場でA9チップを生産する予定であることなどもあわせて伝えられています。 全体の75%をサムスンが受注との情報 毎日経済によれば、iPhone6sに搭載予定のA9チップの受注については全体生産量の約75%をサムスンが受注した、と報じられています。 サムスンが75%を獲得したとなると、残りの25%をGlobalfoundries、TSMCが分け合う形になったということでしょうか。 もしくは、Globalfoundriesはサムスンと同プロセスを採用して製造するという情報があったので、Globalfoundriesは再委託先、つまり同社の製造分もサムスンに含まれており、残りの25%についてTSMCが製造することになる、ということなのかもしれません… 【参考記事】iPhone Mania

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iPhone6sのA9チップもデュアルコア?Appleがデュアルコアにこだわってきた理由

次期iPhone6sにA9チップ搭載予定?! 今回はAppleがどうしてデュアルコアにこだわってきたのかというと、 iPhone6/6 Plusの発売時、AppleのPhil Schiller上級副社長は、多くの時間をA8プロセッサーの説明に費やしています。その中で特に強調されたのが、前世代のプロセッサであるA7からの進化です。 事実として、本件については調査会社であるArs Technicaが2014年9月に実施した調査結果で証明されています。同社の報告によれば、A7プロセッサにおける実験では、起動直後には1.3GHzのパフォーマンスを実現していたにも関わらず、CPUに負荷をかけた10分後には967MHzまでパフォーマンスが低下してしまった、としています。一方で、A8プロセッサで同様の実験をしたところ、起動直後の1.4GHzから、1.167GHz~1.2GHzまでしかパフォーマンスの低下がみられなかったとしています。 結果、A7・A8プロセッサともにデュアルコアではあるものの、Appleは同コア数の中でパフォーマンスの向上を実現したこととなります。[本文]

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