中国は、Gmailが使えない。使う迂回路もブロックされた

中国におけるGmailは、もともと「国のインターネット・Gateway」でアクセス不能にしているが、Gmailを利用したい「中国国内ユーザ」がサードパーティ経由(踏み台サービス・Proxy等)で中国からGmailをアクセスしている。しかし、つい最近踏み台サービス(迂回路)を提供している「サードパーティ」までアクセス不能にし始めている。 中国では今年、GmailなどGoogleのサービスを使うことがますます難しくなってきた。今では、迂回路を提供していたサードパーティのサービスからもGmailにはアクセスできなくなっている。 これまではApple MailやMicrosoft OutlookなどPOPやSMAP、IMAPを使っているサービスからメッセージをダウンロードできた。しかし今では、これらのサーバも中国の万里の火城(Great Firewall)がブロックしてしまったようだ。これで、中国のユーザがGmailにアクセスするための残された方法はVPNサービスの利用のみとなった。 Gmailを愛する中国国内ユーザは、継続して利用する際は「VPNサービス」を契約しざるを得なくなる。ユーザにとっては非常に苦しい手間だ。

つづきを読む

中国、LINEが使えなくなった「政府がブロック」

皆さん、ご存知でしょうか! 中国では、 Facebook(フェースブック)が使えない! Twitter(ツイッター)が使えない! Google(グーグル)が使えない! そして、人気アプリ「LINE」も、Instagram(インスタグラム)も最近使えなくなった!     6月までは普通に繋がっていたLINEは、7月から全く繋がらなくなった。そして、インスタグラムも2014年9月30日から使えなくなりました。現地駐在日本人の間にも、日本とのやりとりでLINEを使っていた人が多く、大きな話題になっています。 「なぜ」使えなくなったのか? 理由は、政府の規制により接続が制限されているからです。中国政府は、なぜこれらSNSをブロックしたのかは、明確な回答などは、どこにも説明されていません。政府の裏を知るような人間しか分かりません。専門家からの色々な推測がありましたが、あくまで推測です。 中国のネット制限状況をモニタリングしているサイト「グレートファイア・オルグ」によると、フェイスブック、ツイッター、ブロック率は100%になっています。つまり、中国からのアクセスは完全にブロック(接続出来ない)状況です。 政府の制限を解除する方法がないのか? 「上に政策有れば、下に対策有り」です。政府がやったことには、対抗策をとるのが中国人!意外と知られていない方法、VPN(Virtual Private Network)や衛星放送を使えば、アクセス制限されているサイトなどを見る事が出来ます。 もちろん、上記述べていた「Facebook, Twitter, Google Gmail, LINE…」全てを中国国内からでも利用可能です。 中国にいる外国人、日本人の多くは、VPNを使って、上記のようなネットサービスを使っています。 <参考>:東洋経済「toyokeizai. net」

つづきを読む